Z1000 エアバルブ交換修理

4連休にバイクに乗ろうと、ハンドルロックを外してバイクを引き出そうとすると、すっごく重い。あれ?チェーンロック外し忘れたかな?何て能天気なことを考えてフロントタイヤに近づくと、タイヤがペチャンコになっていました。

エアがすべて抜けたタイヤ

しばらく乗ってないのです。2週間くらい?前に乗った時にどこかで釘と踏んだのかなあ?と思いつつチェックしてみると、『エアバルブが折れてた』

今まで結構パンク修理はして来たのですが、何か踏んでのものだけです。こんなエアの抜け方をしたことは無いです。

考えられるとしたら、写真の後ろに移ってるロックかな?これがバルブに引っかかっていて、2週間以上荷重をかけたことにより折れた?かな?

ぽっきり折れたエアバルブ

ま、そんな原因の追求とかはどうでも良くて、修理しなきゃ、走れないのです。タイヤのバルブはドリフトをがっつりやっていた時期に中古ホイールを購入して仕上げる事も多かったから結構まとめてタイヤバルブを購入して保有しています。(車もバイクも同じように使える)

足りない道具はないかどうか考えてみると、僕はセンタースタンドを装備したバイクを好んで乗って来たので、スタンドの類はあまり持っていない。カワサキに乗り換えてからはリヤスタンドだけは買ったけど、フロントは持っていない。・・むむむ!これはついにフロントスタンドを買わなくては!

あと、カワサキ車はフロントのタイヤも外したことが無い。よく見るとHONDAみたいに素直なボルト頭じゃなくて22㎜の六角じゃねーか!と言う事で22㎜の六角も買わなくちゃ。

あ、ビードブレーカーは230㎞先の実家・・・往復考えると買った方が安い。また実家のビードブレーカーはデカいので小奇麗なアパートにはちょっとな・・・

そして迎えた週末!朝から頑張って準備。

車もそうだけど、大きな力がかかる作業は着地している時にやる。まずはフロントアクスルシャフトを締めている六角を緩める。(外さなくて良い)

こんなアダプタを使って緩める。使用するのは22㎜のところ。柄の長さが60cm位あるトルクレンチで緩めた。フロントタイヤ交換を2019年の10月くらいに依頼したので、まだ作業してから2年くらいかな?固着も無く回りました。

ブレーキで回転を止めたりもしなくて良くなったので、キャリパー固定ボルトを外します。大体各社とも12㎜が多いような気がします。

必ず、リヤスタンドを最初に掛けたのちにフロントスタンドを掛けます。リヤがスタンドで動かないことが前提でフロントスタンドは設計されているので、フロントをスタンドで上げたけりゃ、絶対にリヤスタンドを購入しなくてはなりません・・・・リヤスタンドは国産品、フロントスタンドはAMAZON激安品です。普通に使えます(説明書はないのでYOUTUBEで学びましょう)

バイクいじり・車いじり共に好意的な人が多いようです。外交には気を使って挨拶を欠かさない様にしております。フロントスタンドは、車種や状態にもよるのでしょうがZ1000 2003年式ではフェンダーを外す必要がありました。センターのアダプタを先に入れて、後からスタンドの先端に入れた感じ。

タイヤを組みなおさないと着地できません・・・

DSC_0239

ビードを落としてタイヤを外し、エアバルブを組み込んでタイヤを再装着。

ビードは上がりきっていないが、携帯用のコンプレッサーでエアを充填しました。結構このコンプレッサーはすごい性能でした。北海道ツーリングに行くときにエアマット拡張用に持って行った切り、使わなかったけど、なんとビードが普通に上がりました。補充だけではなくビードまで上げられるとは・・・

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エアバルブが横向きに付きました。これでエアを入れやすくなり、バルブへのダメージも減ります。エア漏れも無く当たりの製品だったようです。(AMAZON大陸からなので)

DSC_0239

と言う事で、何とか昼過ぎには走れる状態になりました。ただ、しばらく磨きと清掃が足りていなかったので結局午後は清掃と洗車、磨きで終わりました。

真夏のバイク作業はなかなかハードですね。かなり小まめに水分補給し、携帯型の扇風機で涼を取っていたのですがきつめでした。

本当はロードスターの新しい幌が届いているので、その張替えもしたいのですが、あれ、一日じゃ終わらないんですよね(笑)取り敢えず今週はやらないことにします。

バイクが治ってようやく走れます。明日はプチツーリングの予定です。