猿道坊公園キャンプ場 ツーリング20201023
年休を使わないといけないので、お休みをいただきました。部屋でじっとしていると人間は逆におかしくなるので仕事してた方が良いんですが、折角なのでツーリングに出る事にしました。
前回のモディファイでリヤボックスが装着できたので、中々に使いやすくなっています。ここにタナックスのツーリングバッグとサイドバッグを取り付けると、北海道ツーリングクラスの積載量になります。
ただ、テントの下に敷く銀マットが無かった(前回のツーリングで空に舞い上がって回収不可になった)ので、近くのホームセンターに行ったものの、2件とも一切置いてなかったです。
行楽の季節でもないので、仕方ないかなと思いつつ探していると巻き取り式のエアマットを発見。以前に買ったエアマットはかなりかさばって使いにくかったのですが、これは自己膨張するらしいので買ってみました。
元々テントの底面を保護する役割の銀マットなのですが、芝生とか柔らかいところであればそこまで気になりません。
右のツーリングバッグには調理用具と歯磨きとかタオルとか。左は食料とか携帯ストーブとか燃料も積んでます。旅の途中で結構ごっちゃになります(笑)
ツーリングバッグはテントと寝袋、ヘルメットのメンテ用品とか(シールドクリーナーとか曇り止め)とかを出しやすいところに入れてます。
島根のキャンプ場に向かっていますが、お昼時をかなり過ぎたので道端で休憩。コーヒーとピザを食べました。コーヒー一杯分ならすぐに沸かせます。ガソリンバーナーを愛用しています。
ゆっくりしていると、山の方からウグイスが寄って来たので、しばらく鑑賞。癒されます
猿道坊公園と言う島根のキャンプ場に到着しました。受付も何もない、かなり放置気味の公園です。誰一人いません。中々ワイルド。
250ccのVTでも良く長距離ツーリングに行きましたが、1000あると結構パワーに余裕があるので登りや高速で苦労しなくて良いです。Z1000の積載性皆無がネックでしたが、ようやく解消して楽しくなりました。
ちなみに、バイクは積載量が増えて重量が増すと、本当に曲がりにくくなります。二人乗りで事故る事もその影響でしょう。普段使いでシートの端に荷重して膝を出して・・・とかはやりませんが、僕は積載量が多いときは積極的にボディアクションを使って曲げます。恰好何て気にしている場合ではないですよ。
「あいつ大げさな事しやがって」って笑われても僕が事故らなければそれで良いです。また路側帯近くは小石、砂、葉っぱ、いろんなスリップ要素で満載ですので・・・基本避けましょう。
また通行量の少ない道は泥が溜まっていたり、苔が生えている場合もあります。とにかくそういう所ではバンクさせない事。普通の舗装のエリアで減速しておく事を心がけましょう。
公園内を散歩してみる。紅葉は結構進んでます。この下が川なので結構水音はしますね。遊具類もあったのですが、劣化が進んでる感じです。
なんとなくこんな所に張りました。実は公園の入り口側に資材用の業務テントっぽいものが張ってあって、周りは草で覆われており、不気味だったので距離を取りました。
中は見なかったし、夜になっても光が漏れて来るような事はなかったので無人なのでしょうが、変なものを見つけて厄介な手続きになっても嫌なので放置。
このキャンプ場、廃墟とあまり変わらない様な・・完全に真っ暗で、完全に一人のキャンプなので少し不気味ですが、まあ結構照明用品は持って来てるので問題なし。
ランタンとヘッドライトを持って来てない、忘れた、と言う人は時間に余裕があれば20㎞ほど後退してコメリで買ってくると良いです。
トイレだけはウォッシュレットですごいなと思いましたが、これだけの暗闇に、謎の不気味テントと一緒のサイトで寝るのは、普通の人には辛いでしょう。
今回は持参したコメと、5㎞程離れたこの地域唯一のスーパー(個人商店)で買った肉を焼いて晩御飯。その隣にやはりこの地域唯一のガソリンスタンドもあるのですが、他にはスーパー何て無いですとの事。
次回からは山あいに入る前に買いだしておく事ですね。まあ、ビールがシェイクされてかなり開封時にヤバいので悩むところではありますが。
この日は疲れていたのか、ビール二杯で早くもお休みモードに。
テントに入ってエアマットを敷いて寝袋を被ったら中々の寝心地。芝生と言うか草地で地面も柔らかいので中々のベッドです。
夜中に少しだけ雨の音がしましたが、すぐに止んで良かったです。気温は恐らく9度くらい。ライディング用のオーバーズボンと夏用シュラフ、上着は4枚重ね着で丁度良かったです。
恐らくあと2週間後くらいは冬用シュラフに交換しないと対応できないかもですね。
翌朝、起きてすぐに公園内をランニング。なんか体を動かしたくて仕方ない朝でした。何週か走って公園の周辺も走って、朝ご飯を作り、歯を磨いてテントを畳んで撤収。
コロナの影響なのでしょうか、誰も仕事終わりのキャンプに来る事なく、完全に一人で過ごしてしまいました。
一泊して世話になったキャンプ場を後にします。正直、テント泊よりは車中泊の方が良いかな?
何と言ってもあの謎のテントが不気味。中にゾンビが居そう(笑)
何となく良くないものがありそうで開けなかったし、写真も撮らなかった。あ、そうそう道を挟んだ山肌に墓石が並んでいたので、地域の墓地なのかな・・?
ここは完全に肝試しの要素が強過ぎるので、次回利用するかは微妙なところ。利用者が増えてきたら使っても良いかな・・・?
折角なので日本海側に出て益田市を経由して海沿いを走って帰る事にした。風が強く、波も結構荒い。
寒いので温かいコーヒーを買いたいところが、まだ冷たいままだった。残念。
自分で沸かそうにも、風が強過ぎて手持ちのストーブじゃ沸かせないのがこれまた残念。
車の時と違って、写真を撮るのも手間がかかります。それを含めても楽しいのですが。ビューポイント毎に路側帯が設けられているのはありがたいですね。
須佐ホルンフェルスと言う、地層の美しい断崖が観光地になっている所に寄るため、半島を北に登るところです。海が良い感じなのでバイクに乗ったまま一枚。
行けるのはここまででした。ホルンフェルスの遊歩道のたもとに2件お店があり、駐車場のお店はお土産とコーヒー飲んだりできます。ここで少し休憩しました。
ツーリングなのに朝からランニングしたり遊歩道を歩いたり登ったりと忙しいです。
ホルンフェルスを後にして、西へ。周南市への帰り道も兼ねています。20分ほどで次の目的地、惣郷川橋梁へ到着。かなり絵になる橋です。ここは鉄道用の橋なのですが、かなり有名みたいですね。
一眼レフを構えた方が電車の登場を待っていました。ここの鉄道も一度乗ってみたいです。海沿いを走っているときにすれ違った感じでは、一両編成の電車でしたね。
岩礁のでかいやつ(島)を見ると思いますが、水もあんまり確保できないのに、良く木が生えるなあ、と思います。また良く見ると右の島には鳥居があるみたいですね。
もう一泊しようかな?と思って立ち寄った阿武武川温泉キャンプ場、の北側にあるダムです。ちょったこちらのキャンプ場は大人気みたいでテントが難民キャンプ位のひしめき方をしていたのでパス。
廃墟と化したバス停で少し休憩。次の発車時間が3時間後(笑)との事だったので、ラーメンとコーヒーを作らせてもらいました。待合所も看板も崩壊しているので廃線なのかなと思いましたが、機能はしているようですね。
バイクの影で調理。少しは風も防げる。アスファルトの上は特に気にならないです。人の集まる所に行かない、人と触れ合わない、一人での旅なので中々に安全です。
気を取り直して地元周南市のキャンプ場に行こうかな?と思ったのですが、濡れたテントを乾かしたかったのと、アパートで風呂に入りたかったので帰宅。
天気も良かったのでフライシートもインナーもすべて天日干し出来ました。やっとかないとカビます(笑)次も行った事のないキャンプ場目指して行ってきます。
頑張ってくれたZ1000の洗車と各部注油を終わらせて一安心。良い休日でした。