北海道ツーリング2019の記憶 準備編②
さて、ハンドル本体が低過ぎたので新しいハンドルを買うとして、進められる事を進めます。中々旅の記録に進めないぞ?
でも、どんなRPGでも準備が肝心です。「そんな装備で大丈夫か?」(アクションだった)疲労を最小限に、視界は最大限に。
と言う事で、ヘッドライトをLEDバルブに交換します。2016年位のLEDバルブはあらゆるバルブがゴミクズでしたが、(1か月持たないものが多かった)2018年位に買ったバルブはゼルビスで使って1年経っても壊れなかったのでようやく採用です。(*必須の改造ではないですよ。ヘッドライトユニットを外すついでです)
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スロットルフラップ(赤いやつ)で、手首をひねる角度を最小化し、長距離疲労を軽減します。驚くほど疲労度が変わりますよ。全く役に立たないアドバイスですが、ウイリーするときは外しましょう(笑)
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命に関わる部品なので、新品を選択。気持ち良いですね。
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ブレーキマスターシリンダーを交換したら、エア抜きをします。右下のバケツはフルードがこぼれた時の洗浄用の水です。因みに、この後南海部品に行ったらカワサキカラー(緑)のブレーキフルードが売ってました・・欲しかった!!
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バンジョーボルトを外すレンチセットとアルミガスケットです。ガスケットは再使用しないので、分解整備するタイミングとかで必要になります。持っておくと便利です。
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BMWのブレーキフルードを使いました。(中古カー用品店で叩き売り価格だった)遠慮なく使えます(笑)
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フロントはダブルキャリパーですが、マスターからのホースは右側だけに入っており、こちらがダブルのバンジョーです。なので、ロングにするのはマスターから右側キャリパーまでの1本だけでOKとなります。
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土曜にスタートして、日曜になっても終わる気配がないぞ。
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ハンドルが手に入らないので、ポジションアップは来週へ持ち越しました。残った時間で基本的なメンテナンスを行います。
オイルとフィルター交換、チェーンの清掃注油
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オイルは3.5リットル(フィルター交換時)オイルだけなら3.3リットルです。購入は4リットル缶で良いでしょう。
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超長距離なのでオイル消費も考えて少し多め。
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何故か微妙にローギヤードされている。見た目は良いけど・・?
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純正サイズのスプロケットに交換して、加速型からノーマル減速比に戻しました。1000㏄もあればツーリング用としては十分過ぎる程です。ファイナル変更までしてトルクを稼ぐ必要は無いです。
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オイルフィルターの品番ですが、南海部品のパーツであればZ1000 2003はこのサイズでOKです。
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品番16097-1063 で検索してみて下さい。南海部品以外のフィルターメーカーのものもたくさん出てきます。
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ここまでで下記の作業が終わっています。
- オイル・フィルター交換
- ハンドルアップスペーサー
- ブレーキマスター、ホース交換
- スロットルフラップ取り付け
- スロットルケーブルロング化
- スプロケットの純正化 *予想外
残りは、ハンドル本体の交換と薄型スイッチの配線加工です。
ハンドルの交換 ハリケーン POLICE3型
純正ハンドル(ゴールド)と比較してアップ+バックしているのが分かりますか?こちらは安心安全のメーカー(ハリケーンさん)ものです。先日ケチってオークションで低品質のハンドルを買った事を後悔。
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既にケーブル類は交換されているので、ハンドルを入れ替えるだけの作業になります。とは言っても、クラッチ、左右スイッチ、ブレーキマスター、グリップなど一連の部品脱着は必要になります。
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この日は晴れていたのですが、予報が雨だったので天幕を広げて作業しています。
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やっぱり降り出しました。この天幕、元々は車の青空整備用に購入したのですが、中々役に立ちます。日差しや雨から守ってくれて、ガレージのないDIY派には必須アイテムと考えています。(たまにオートキャンプで使ったり)
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ハイスロをセットします。スロットルケーブルは引きと戻しの2本がありますが、実は引きだけでも成立します。(海外仕様のバイクでは引きだけで、スロットルの戻しはスプリングにやらせている場合も多いです)今回は戻しのあるタイプのハイスロを選択したので両方セットします。
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写真から分かるように、少しケーブルは余り気味です。あまり大幅に余り過ぎても取り回しに困りますが、短すぎるとそもそも成立しないので考えもの。50㎜ロング、150㎜ロングなど、自分がノーマルからどれくらいハンドルを近づけたいのかで考えましょう。
ハンドルポジション完成です。左右にハンドルを切って問題ないか、乗車して背中が曲がっていないか等確認しましょう。ハンドルのホルダーの角度を微妙に変更する事でも上下させる事は出来ます。
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HONDAとSUZUKIに乗っていたので知らなかったのですが、kawasakiのバーエンドはハンドルにボルト止めされています。よって、一般的なバーハンドルの穴に差し込むタイプのバーエンドを購入する必要があります。
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作業の合間に南海部品に走るのはよくあること。僕は赤やオレンジ色が結構好きです。
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タンクの脱着でゼルビスに移していたガソリンを戻します。洋上補給みたいですね。
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完成したからと言って、テスト走行もせずに出発するのは厳禁です。折角の長期休暇なのに、旅の最初から引き返して補修してなんかいられないですからね。
完成した次の週、35℃位の気温で結構暑かったですが、福岡からちょうど良い距離の阿蘇に行ってきました。下界が暑くても、標高が上がり始めると涼しくなって丁度良くなります。やはりハンドルのポジションが良いのですごく楽。バイク側は長距離ツーリング改造完了です。
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今回のツーリングではシステムヘルメットを投入することにしました。高速道路を片道1500㎞位は走る事になりますので、ジェットヘルメットは顎からの空気の回り込みが結構大変なのです。*2018年にジェットを使っての感想です
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でも、普段使いはこっちがメインです。ヘルメットはインナーバイザーがあるものを選んでます。
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北海道を走るなら・・・携行缶は持っていきましょう。右側はレギュラーガソリンで使えるバーナーの燃料ボトル(0.7L)、左は大自工業の携行缶(1L)です。Z1000はあんまり燃費良くないのでこれだけで40㎞位は走れるでしょう。特に荷物が多くてバイクは重くなっています。燃費は悪化する方向で考えた方が良いです。
特にコロナショックで北海道は打撃を受けていますので、2021年度はガソリンスタンドの営業状況も確かめてから旅に出た方が良いでしょう。宿泊計画を立てる時も2019年以前の情報では動かない方が良いと思います。
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僕は北海道でキャンプ以外の宿泊をしません。なので、旅館を確かめた事はないですね。ライダーハウスも使わないです。予約とか気にせずに、無理せず最寄りキャンプ場で泊まると精神的にも楽です。