車をただ乗るだけでも楽しいのですが、夜の限られた時間だけ楽しめるドレスアップがアンダーLEDだと思います。

昼間はノーマル、夜は自分の好きなタイミングだけの楽しみとして色んな車に取り付けて来ました。

注意点としては、シャレの分かる方で、尚且つ

• ①完全自己満足チューンが逆に気持ち良い方　→　一切速くはなりませんので・・・ただし心理的10psアップ
• ②人の視線が気にならず、好きな様に生きられる方

当てはまると思ったら多分施工しても後悔しません。

気になる所としては、赤と白と黒のペースカーが遠くに見えたら周りに溶け込みたいと思いませんか？（笑）

スイッチでいつでも消灯したいですね。ここでご紹介するのはスイッチでON/OFF出来るタイプのアンダーLEDです。

揃えるものは・・・・

①　LEDテープ　：　お好きな色のものを選んで下さい。ヤフオクやamazon、調達先はどこでも良いです。５ｍ単位売りが多いですね。一般的な乗用車に施工するとして前１ｍ、後１ｍ、左1.5m、右1.5m位の配分で丁度良いからだと思います。

②　スイッチ：　色んなスイッチがありますが、僕は貼り付けスイッチが好きです。エーモンと言うメーカーさんが最大手です。スイッチの場所が分かる様に弱く光っていて、スイッチを入れると強く光ります。

③配線：　0.5sqのダブルコード（赤と黒がくっついているもの）が使いやすいと思います。太い配線になるほど固くなり、取り回しにくいイメージです。一昔前はホームセンターの切り売りの方が通販より安かったのですが、今では逆転しましたねー。

LEDテープからプラスマイナスの赤黒線が出ていますが、これに継ぎ足して延長する形です。

④ギボシ端子　：配線同士を接続するための部品です。後から外せるメリットがあります。LEDテープは車両下部の水や泥のかかる部位に設置するものですから、破損したLEDテープだけ交換する時などに便利です。オス端子とメス端子、それぞれのカバーが必要です。

⑤電工ペンチ　：電気系のDIYに必須です。普通のペンチでギボシを潰しても外れてしまいます。高いものではなく、ずっと使えるので買っておきましょう。ギボシを圧着するだけではなく、配線も剥く事が出来ます。

⑥ワイヤーストリッパー　：配線剥きの道具です。存在自体を知らなかったのですが、車いじりの師匠から貸してもらって以来、電工ペンチでの配線剥きには戻れなくなりました（笑）車いじりの範囲であれば安い下記のタイプで十分です。

⑦はんだごて　＋　ヤニ入りはんだ　＋　フラックス（電子工作用）：　LEDテープは車両に合わせて切断する必要がありますので、切断したところで新たにダブルコードをはんだ付けする必要があります。

大体のLEDテープは切断して使う事になりますので、マスターしておくと良いです。

• LEDが樹脂でコーティングされているタイプ（大体がこれ）：配線をはんだ付けする部分の樹脂コーティングをニッパーで切除します。はんだ付け部まで切除が進んだら、横着なやり方ですがはんだごてで若干溶かしてもOk（はんだ付けしてもちゃんと通電します）はんだ付けの時に熱で除去されるみたいですね。
• シリコーンケースで覆われたもの：２０２０年に初めて購入したタイプです。LEDと抵抗が実装された基盤が剥き出しなのではんだ付けは非常にやりやすいですが、通常の両面テープが使えない事と、シリコーンケースの防水にはホットボンドでもくっつかないのでコーキングガンが必要なのが面倒。その日に終わらせたい人には向きません。事前に切断して配線・コーキングして養生し、土日の車いじりタイムで付けましょう。

⑧ジャッキとリジッドラック　：　車高の高いRV車であれば、カースロープに乗り上げるだけでも施工可能でしたが、スポーツカーや通常の乗用タイプであれば必須となります。車載のパンタグラフジャッキでの施工は止めましょう。砂利の駐車場であればめり込んで車体落下⇒死、掛ける場所のミスで外れる⇒死　と死亡できるタイミングが多すぎますので・・・まあローダウンしている方であれば普通持っているでしょう。

用意するのはだいたいこんな感じです。

用意出来たら下のような流れで施工になります。普通のサラリーマンである僕の場合はこんなタイムスケジュールですね。友人経由で依頼された時は一日でやる事もあります。

• １週目土日：ジャッキアップして必要な長さを決める
• １週目平日夜：LEDを切断して配線接続とコーキング（お家で作業）
• ２週目土日：朝から施工、夜に完成して眺めて悦に入る。点灯して走り回るなど

夜に完成を持って来るのが報われる感じでとても良いですよ。