NA8スーパーチャージャー エンジン始動とボンネットダンパー追加
先日の作業で配管類が一応の完成を見たので、エンジンを始動してみた。昨日のうちに出来た事ではあるが、
なかなか始動するまで時間がかかってしまった。
4年ぶりのスーパーチャージャー装着。以前はジャクソンレーシングのキットを使っていたが、今回はM45のスーパーチャージャー(ミニクーパーSのもの)の流用となる。
大変うるさいが、正常に作動している。正直スーパーチャージャーがここまでうるさいならマフラーもうるさくしてもバランス取れるわ(笑)
この勢いで水冷インタークーラーの配管作製まで行きたかったが、部品が足りないので、インタークーラー設置で使えなくなったボンネットの支え棒(名前なんだ?)
の代わりにボンネットダンパーを追加する事とした。
START 231112
良くオークションやアマゾンに出品されているものなのだが、あんまり評判が良くない。
ボールジョイントは手前ではなく後ろ側(説明書に正しい向きの写真も実はある)
それもそのはず。付属の説明書の写真が間違っている。
ボールジョイントが手前に来るように説明書が書いてあり、その通りにするとボンネットを閉めた際にダンパーを曲げてしまうトラップだ。数千円もするのに一瞬でゴミになるぞ。
正しい向きはこちら
ボールの抜け止めピンの施工に若干気を使うが、何とかなる範囲。
そしてキットの中のボルトナット、ブラケット類の半分は使わないと言う、なかなか無駄の多いキットだった。
でもスキーのストックとか、杖とかをボンネットダンパー代わりにするよりは高級感あり。
取り付け方を間違えると、閉じた時にボンネットダンパーを折る動作になってしまうので注意。説明書通りやるのではなく、少しずつ慎重に検証しながら取り付けないと罠にはまる。
通常はドレスアップでやるのだろうが、インタークーラーの関係で必要性に迫られて追加装備してしまった。
実はまだまだやることがある。水冷式インタークーラーの流路と冷却経路を作らなくてはならない。
まずはバンパー外し、とは言えこのNA8、完全にドノーマル上がりである。バンパーとか外された形跡がない。
走り屋の手に渡った車って、最小限の取り付けボルトを残して取り付けが簡略化されてることが多かった。今回はとてつもなくボルト類が多くて大変面倒だった。
安い、パワステクーラーとかに使われるラジエターを横向き配置で仮固定。来週はアルミ1㎜の帯板で曲げステーを作って本固定。
ラジエター側配管径:10㎜
インタークーラー側配管径:14㎜
なので、10㎜と15㎜の変換ジョイントを作る。削り出す方が見た目良いけど、ここはABSで3Dプリントかな。
また、純正のラジエターと同様にリザーブタンクを設けるため、チャコールキャニスターの移設が必要なのである。内径6㎜と4㎜のシリコンホースも手配しないと。
パージバルブと制御配線はそのままで、スロットル前に戻す配管内径(4㎜)と燃料タンクからの蒸発ガソリンのホースをそれぞれ延長して、下側かワイパーの収納部にでも移動しよう。
部品をそろえてまた来週。