NA8スーパーチャージャー エアインテーク配管作製

エアクリーナー配管は中々苦労する。S/Cのインテークパイプから90度で取り出すとサスの減衰調整が邪魔になり配置できない。

初期案として、インマニの配管で使用したSUS配管の90度を利用して45度程度でエンジン側に傾けて配置した。

正直これでもボンネットが閉まらない。

次の案として、30度のアルミパイプ63φ(2.5in)を短く切断してシリコンパイプで接合する事とした。アマゾンで売っている汎用のインタークーラー配管セットの使えるところだけ切り取って使う感じ。意外と使える。

高儀のチップソーと安いアルミ用の刃を買ってみたので、使ってみた。63㎜配管がギリギリ切れない。残りの薄皮だけ金属のこぎりで切断した。今までハンドグラインダーか手動だった事を考えると、格段に楽。

買ってよかった。

今回は仕事で使っているFUSION360で配管の検討を行ったが、これだけでは実際の配管レイアウトにならない。

車メーカーみたいにしっかりエンジンルーム内の干渉物のモデルがあるなら別だが、

実際にシリコンホースとアルミパイプの素材をパズルのように組み合わせながら知恵を出すのは必須だ。

天気が良かったのでPCも持ち出してやってみた。

2週間前にちょうど右のスペーシアギアが納車されたので、ロードスターは通勤に使わなくても良くなった。

今までは月曜に必ず稼働させなければならなかったが、週をまたいだ改造がOKになったのである。

ここまで連結箇所が増える予定ではなかったため、ホースバンドが全然足りなくなった。

よって、圧力のかからない配管部はいったんタイラップで固定する事とした。ホースバンドも結構高いので必要数が出たら購入する。

レイアウト的には満足行くものとなった。

最初の直角レイアウトだとボンネットを加工するか、車高調の減衰調整をするのにインテークを外さなくてはならないところだったので無事避けられてよかった。

このあたりのレイアウトはNA型よりもNB型の方がリトラクタブルヘッドライトがない分楽だと思います。

1/2PTの直角で水冷インタークーラーの流路入り口と出口を作る。リザーブタンクのレイアウトが問題。右のインマニ横あたりか、ワイパー機構の入っているカウル部分しか選択肢はない。

追加のラジエターは下側に設置するけど、リザーブタンクの構造は結構複雑になりそうな感じ。水冷インタークーラーよりも上の位置にある必要があるので、やはりカウルかな?

G19製のスーパーチャージャーキットは純正のウォッシャータンク移設が必要ないので、カプチーノのウォッシャータンクを流用でラジエターのリザーバーにするか、若しくは何らかのタンクを自作しなくてはならない。悩みどころ。

じっくり考えながらレイアウトを考える余裕は、セカンドカーがない状態の以前にはなかったもの。

ここで一雨来たので本日は終了。

明日はエンジンの試運転と水冷インタークーラーの水路づくり。