NA8に2WAY-LSD装着
今は2023年10月。もう購入して半年以上放置してしまったが、2WAYLSDを頑張って装着することにした。以前にも購入したCUSCO-RSとなる。プレート自体がバネになっている昔ながらのタイプではなく、差動制限用の力は16本くらい?(昔分解したけど忘れた)で発生させている、ヘタりの来ないタイプだ。
まあ、その分LSD効果は強く、低速や0発進からの90度右左折などの普通の街乗りをするには極端に向かないLSDである。一時停止したら最後、0発進から曲がっている間はバキバキ音がすごい。(歩行者が振り向く)
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なんか変なブリーザーが付いてるなーと思っていたら、このデフを運用していた人は、どうやらデフオイルのブリーザーを別体で設けていたらしい。余程本格的にやっていた人なのだろうか?
ミニサーキットのドリフト走行会がメインの自分にはあまりいらない装備だ。つーかキャッチタンクをデフ付近に設けるのも面倒だし、今まで使っていたトルセンLSDカバーに付いていたノーマルブリーザーと交換した。
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交換しようと思っていた、デフサイドシールなのだが、掃除してみるとゴムが新しい。破損も無く弾力もある為再利用した。
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割と本格的な改造がやってあったので、バックラッシュ測定とかはせずに搭載する事にした。この時は会社の事情で転属先が不明確だったので、引っ越しの可能性を考慮した早く終わらせたかった、というのもあるな。
まあ、異音も無かったので改めて分解する必要もないだろう。
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クスコRSのご自慢のメカニズム、RSスプリング?かな。5年前にはこのスプリングを半分にしたらずいぶん使いやすくなった。そののちにマイルドなデフが出たというから、要望はあったんでしょうね。(これ常にデフロックじゃん!?って言うご意見だろう)
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中古のデフASSYは歯数とか数えるため、本当にLSD組み込みであることを証明するために、一度カバーを外しているため、液体ガスケットを塗りなおす必要があります。
カバーを分離して丁寧に古いガスケットを剥がして脱脂。これは絶対にやらないとデフオイルが入れられない。
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一生懸命スクレーパーで剥がすの図。アストロとかでブレードとセットで買っても500円くらいだったかな?もう何年も使っている。
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液体ガスケットを塗ってカバーを組付けなおし、平日の間車の下に放置。これで接着は完了した。
ようやく土曜日。もはや慣れたもので純正のデフが下りた。とは言っても一度もマフラー交換もデフ交換もされた事の無い車体。固着+ボルト折れと果てしないバトルを繰り返したうえでようやく、である。
必ず折れる触媒の固定ボルト(ロードスター乗りの間では有名)との戦いを再びやる羽目になった。そちらはまた今度紹介する。
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多分この30年くらいの間、一度も外された事無さそうなデフでした。交換用のデフにサイドフランジが残っていたらオイルを抜かなくても良かったのですが、無かったのでオイルはもう抜いてあります。
このデフからサイドフランジを外して移植します。
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サイドフランジはバールでこじっても抜けない感じでしたので、当て木をしてハンマーで打ち抜きました。
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次にブリーザーを綺麗に掃除して外します。普通は必要ありません。購入したデフのブリーザーがオイルキャッチタンク用のフィッティングに変更されていたためです。
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先日組上げたデフからこだわりのブリーザーフィッティングを外して純正ブリーザーへ変更します。
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わざわざ溶接して作ったみたいですね。本格的にドリフト競技をやっている人だったのかも知れません。僕はただのエンジョイ派なので普通のブリーザーに戻します。つーかこのフィッティングだとデフの中と外の空気が常に触れあうので、単純にクサい。
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人生で初めてブリーザー外した。
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おんなじ手順で搭載します。ジャッキを使って少しずつ固定部に上げて行きます。間違っても手でやらないように。車の下に潜って工具が落ちてきて失明した人は多いし、デフなんて落ちてきたらシャレにならないですよ。
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これで搭載は完了。本当は最初の作業の時にマフラーの触媒加工(スタッドボルトからボルトナット固定に変更)をしたのでマフラー交換もしたかったが、マフラーの新品は受注加工+3か月納期ということで今回はあきらめたのでした。
ちなみに交換後は、ええ、ほぼほぼデフロックのような車両に生まれ変わりました。慣れると街乗りも結構できるようになりますよ。行き足の慣性だけ使って曲がって、まっすぐになった時だけトルクを掛けるなど、LSDを利かせない走りをする感じです。
ずっとLSD付き車両に乗っていると忘れる感覚ですが、今までほぼオープンデフだったのが、コーナリング中にちゃんと前に進む感じを感じ取れます。プロではない鈍感な私レベルだと、違いが判るのは交換直後だけですね(笑)